三島にある楽寿園ってどんなところなんですか?わかりやすく教えて!
楽寿園は園内にいろんな場所や施設があるみたいだけど、一言で言うとどんな場所?って思う方もいるかもしれません。
一言で言えば、”大人も子供も楽しめる自然の遊園地”、です。
この記事では、大人の楽寿園の楽しみ方と子供の楽寿園の楽しみ方を分けて楽寿園を紹介します。
楽寿園の歴史
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楽寿園は三島市立公園。市民の憩いの場として広く利用されています。
楽寿園の開園は1952年。戦後まもなくして開園し、70年の歴史があります。
1954年、楽寿園は天然記念物及び名勝にも指定されました。 楽寿園は風光明媚な場所です。
2012年、楽寿園は「伊豆半島ジオパーク」に指定されました。 楽寿園は地質学的に価値ある場所としても評価されるようになりました。

楽寿園は、憩いの場で、風光明媚でもあって、地質学的に貴重な場所?楽寿園がどんな場所かますますわかんなくなってきた💦



楽寿園は、さまざまな側面があるんだ。子供や家族連れの場合は、どうぶつ、アスレチック、乗り物が人気。大人も、楽寿園や三島の歴史を学べるし、富士山の溶岩や湧水といった特殊な地質や自然を間近に観れるよ!
楽寿園の案内(場所、営業時間、料金)
楽寿園は約75,474㎡の市民公園です。なんと東京ドーム1.6倍の大きさ!でっかい園内には様々な見所があります。


楽寿園は三島駅南口から徒歩3分の場所にあります。
営業時間 | 4月~10月 9時00分~17時00分(最終入園16時30分) 11月~3月 9時00分~16時30分(最終入園16時00分) |
休園日 | 毎週月曜日(月曜が祝日や振替休日の場合はその翌日が休園日) 年末年始(12月27日~1月2日) |
入園料 | 当日券、300円(団体の場合は270円 ※30名以上で団体料金) ただし、15歳未満の方などは無料です。 |
大人にとっての楽しみ方


楽寿園は、風光明媚で、世界的にみても珍しい地質を有しています。創立70年の公園ですが、場所自体はその前から長い歴史を持っています。


郷土資料館


郷土資料館では、様々な資料が展示されており、三島の歴史や三島市民の昔の暮らしなどを知ることができます。
- 1階
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企画展示(年3~4回)三島市内や伊豆駿東の歴史・暮らし・自然を紹介します。
多目的室 ワークショップ、教室、講座を開講
- 2階
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三島のくらし体験学習室 和傘・紺屋など三島の代表的な職人の道具、農具・農家の復元、富士山と三島のジオサイト、昔の暮らし・道具に関連した体験学習を行う場所
- 3階
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三島の成り立ち体験学習室 旧石器時代から現代までの三島の歴史、三島の宿エリア、三島の歴史に関連した体験学習を行う場所
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年始年末(12月27日~1月2日) |
開館時間 | 4/1~10/31 9:00~17:00 11/1~3/31 9:00~16:30 |
入館料 | 無料 |
三島の歴史


三島は、自然が豊かで、交通の要であったことから、古くから栄えてきました。
飛鳥時代(西暦600年代)、駿豆の国(今の静岡市)と分離されて伊豆の国ができ、 三島は 伊豆の国の国府となりました。江戸時代には、政府直轄地(天領)として、さらに東海道五十三次の1つして発展し、三島市のシンボルである三嶋大社は東海道の第一の名社として栄えました。


郷土資料館には、 三島の歴史を肌で感じることができる三島の歴史資料が展示されています。
三島市民の昔の暮らし
郷土資料館は、三島市民の昔の生活がわかる資料も展示されています。
三島は染め物(「紺屋(こうや))で有名でした。
富士山に降った雨や雪解け水は地下にしみこみ、火山岩層の隙間に押し込められ、長年かけて山麓の四方の末端へゆっくり移動。山麓末端である三島では富士山からの湧水が一気に吹き出します。
綺麗な富士山湧水を使って、三島では昔から染め物が盛んでした。染め物の多くは紺色染めだったので、染め物屋は「紺屋(こうや)」と呼ばれていました。
郷土資料館には、紺屋(こうや )の道具の資料など、昔の三島市民の生活が伝わる多くの資料が展示されています。
富士山湧水群


楽寿園では、富士山湧水群を間近に観ることができます。
富士山湧水群の1つが園内の小浜池。池と聞くと静かな水溜まりをイメージするかもしれませんが、小浜池は湧水池なので、「ごぉ~」という音を立てながら、綺麗な水が次から次へと湧き出てきます。
長い時間かけて富士山の火山岩層を旅してきた清らかな力強い水です♪迫力を目の前で味わってください!
溶岩


富士山は何度も噴火を繰り返して今の姿になりました。
富士山から噴出した溶岩流は、愛鷹山に遮られてその東側に周り、箱根山との間から三島に到達しました。だいたい1万数千年前と言われています。この溶岩流を三島溶岩流といいます。
三島溶岩流が冷えて出来た溶岩が園内にはたくさん転がっています。


溶岩は玄武岩質で硬く、縄状や餅状になっているものもあります。これらは珍しいものなので「天然記念物や名勝」にも指定されています。
園内をお散歩するとき、足下をぜひ見てみてください。
楽寿館


楽寿館は、明治23年(1890年)、 小松宮彰仁親王の別邸として建てられました 。
小松宮彰仁親王は明治元年に軍事総統にご就任され、戊辰戦争などでご活躍されております。小松宮彰仁親王は富士演習の帰りに三島に立ち寄り、園内の小浜池を気に入り、別邸造営を決められたと伝えられています。
楽寿館を見学することもできます。
見学見学を希望される方は、所定時間前に楽寿館玄関前でお待ちください。9:30、10:30、11:30、13:30、14:30、15:30が見学開始時間です。
子供・家族にとっての楽しみ方


楽寿園は憩いの場として広く利用されています。
アスレチック、水遊び、乗り物、蒸気機関車、動物、など子供や家族が楽しめる施設がいっぱい。毎日たくさんの子供たちが遊んでいます♪


どうぶつ広場、どうぶつふれあい広場
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どうぶつ広場では、 ニホンザル、シマリス、コガネメキシコインコ 、 ケープハイラックス 、レッサーパンダ 、 プレーリードック 、 ミニチュアホース、アルパカ、ミニブタ、与那国馬、ベネットワラビーなどを間近で見ることができます。


どうぶつふれあい広場では、うさぎ・モルモットとふれあうことができます。
ただし、ふれあいは、2020年2月28日(金)~当面の間は、中止となっています。一刻も早く新型コロナが落ち着いて欲しいですね💦
楽寿園の動物たちは別の記事で紹介しました♪こちらの記事もぜひ読んでみてください。


アスレチック


園内には、木製のアスレチック遊具が置かれています。
ブランコ遊びとボルダリングが出来ます。私が楽寿園に行く時はいつも写真のように子供たちがアスレチックを楽しんでいます!
遊具は6~12歳用。3~6歳の幼児には大人が付き添ってください。
雨が降っている時や降った直後はすべりやすくなっています。雨が降っている時はご使用をご遠慮ください。降った直後も十分にお気をつけください💦


メリーゴーランド(のりもの広場)


メリーゴーランドに乗ることができます。料金は100円/回。回数券も販売しています。
メリーゴーランドチケットは自動販売機で販売されています。自動販売機はのりもの広場内に置かれています。切符に使用期限はナシ。余ったら次回のために大事にとっておきましょう♪
乗り物に乗るときには、小さなお子さんには大人が付き添ってあげてください。


豆汽車(のりもの広場)


楽寿園では豆汽車に乗ることができます。料金は100円/回。回数券も販売しています。
メリーゴーランドよりも豆汽車の方が子供たちにとって人気な印象ですね。
豆汽車チケットは自動販売機で販売されています。自動販売機はのりもの広場内に置かれています。切符に使用期限はナシ。余ったら次回のために大事にとっておきましょう♪ 小さなお子さんには大人が付き添ってあげてください。


水遊び


夏休み期間中は水遊びもできます。
・7月16日(土)~8月28日(日)(2022年の場合)
・雨天及び警報・注意報が発令した時は、中止する場合もあります


(引用:三島市立公園 楽寿園(Rakujyuen) (city.mishima.shizuoka.jp))
イベントステージ


園内では様々なイベントが開催されています。
最新のイベント情報はtwitterで入手できます♪イベントステージも用意されていて、土日に行くとたいてい何かのイベントが開催されています。
ぜひお立ち寄りください。
ふれあい花広場


楽寿園では、ふれあい花広場をオープンしました。綺麗なフラワーガーデン。見ているだけで心が穏やかになってきます♪
蒸気機関車


楽寿園では、蒸気機関車を間近に見ることができます。迫力満点です!




出店


イベントなどに合わせて、飲食店や小物品などの出店も多く出店します。ランチのために園外に出る必要がないのはとっても便利。
園内のお休み処「桜」「紅葉」にあるテーブル席に座ってランチしている方も多いです。
お休み処「桜」は下の写真のような感じ。


お休み処「紅葉」は下の写真のような感じです。


楽寿園へのアクセス


電車で行く


JR三島駅には「北口」「南口」の2つの改札出口があります。「南口」改札を出て、楽寿園まで徒歩3分くらい。
伊豆箱根鉄道の三島駅はJR三島駅の「南口」にあるので、 伊豆箱根鉄道の三島駅の改札を出て、楽寿園までおなじように徒歩3分程度です。
楽寿園の出入口は3つ。駅前入園口、正門、南出口。駅前入園口と正門は出入口で、出入りどちらでもできます。 南出口は出口専用で、 南出口から入園することはできません💦
電車で楽寿園に行くときは、 駅前入園口が便利です。三島駅から駅前入園口まで徒歩3分。
車で行く


車で楽寿園に行く際には、 楽寿園周辺の駐車場に止めて、楽寿園に行くのが便利です。
楽寿園徒歩5分圏内の駐車場を別の記事でまとめましたので、ぜひこちらをお読みください。


バスで行く


楽寿園までバスで行く場合には、 正門が便利です。正門前にバス亭があります。


正門は、下の写真のように、駅前入園口と比較すると、 小さめな門になっています。


バス会社 | 出発 | 到着 | 経由 | 路線 |
伊豆箱根バス | 沼津駅 | 三島駅 | 医療センター、楽寿園など | [三07]旧道経由 |
伊豆箱根バス | 沼津駅 | 三島駅 | 栄町、 楽寿園など | [三03]旧道経由 |
東海バス | 三島駅 | 三島駅 | 楽寿園、遺伝研、夏梅木など | [N63] |
東海バス | 三島駅 | 三島駅 | 楽寿園、 三恵台など | [N62] |
東海バス | 元箱根 | 三島駅 | 三島スカイウォーク、伊豆フルーツパーク、 楽寿園等 | [N65] |
富士急シティ | 駿河平 | 三島駅 | クレマチスの丘、がんセンター、 楽寿園など |
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